手数料の簡易計算

手数料の簡易計算

手数料の簡易計算の概要

 本ツールは、中小企業者がM&AにかかるFA・仲介者への手数料の考え方や算定方法を把握することで、M&Aに係る意思決定や予算計画に役立てるように作成したものです。なお、本ツールでは手数料のうち、各レーマン方式の成功報酬(着手金、中間金等を除く)を算出することができます。

 なお、本ツールの利用に当たっては、自社の財務情報(営業利益、減価償却費、当期純利益、簿価純資産、有利子負債、現預金)が必要となりますので、直近期の決算書または申告決算書(貸借対照表、損益計算書)をご準備ください。

活用シーン

 M&Aを検討している中小企業者の皆様に、FA・仲介者の手数料を把握する上での参考としてご活用いただくことを想定しており、例えば、以下のような活用ケースを想定しています。

  • FA・仲介者への相談前にどのくらいの費用感なのかを把握したい
  • 手数料の考え方や算定方法を理解したい
  • 手数料(着手金・中間報酬・成功報酬等)の構成を理解したい

活用に当たっての留意点(免責事項)

  • 入力いただく情報は本ツールにおいてのみ利用し、他の目的には利用しません。また、入力いただく情報はあくまで財務情報の一部であり、個社を特定するような機微情報を入力する必要はございません。
  • 本ツールの算定対象は黒字企業における株式譲渡の場合です。赤字企業・債務超過企業における株式譲渡や事業譲渡、その他のM&Aスキームは対象外です。
  • 本ツールの算定結果は、入力情報を基に自動算出されるものであくまでも参考値であり、その正確性や妥当性を保証するものではありません。また、本ツールは一般的なレーマン方式での算出が可能であり、定額方式やその他の手数料方式に関しては、案件内容(M&Aのスキーム等)や支援機関ごとに異なりますので、詳細な手数料は各支援機関にお問い合わせください。
  • 本ツールの算定結果の活用に関しては利用者ご自身の責任で判断してください。利用者の判断に対して、中小企業庁および本事務局は一切の責任を負いません。
  • 本ツールの算定結果はすべて税抜き表示(消費税10%を除く)です。
  • 本ツールは予告なしにその内容を変更、または削除する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

上記、「手数料の簡易計算の概要」を最後まで確認いただいた後にチェックしてください。

算定結果は、あくまでも参考値です。実際の手数料に関しては案件内容等によっても異なりますので、各支援機関にお問い合わせください。

手数料の考え方

中小M&Aにおける手数料および算定方式

 料金体系として、着手金・月額報酬・中間金・成功報酬の形式が多く見られます。ただし、FA・仲介者の手数料には一般的な法規制がなく、どのような料金体系を採用するかは、あくまで各FA・仲介者による点については留意が必要です(着手金・月額報酬・中間金を設けず、成功報酬のみを設けるFA・仲介者も相当数あるとされます。また、着手金・月額報酬・中間金が成功報酬に含まれるか否かの確認も必要です。)。なお、別途、実費(交通費等)を請求することもあります。

・着手金

 主に依頼者との仲介契約・FA契約締結時に発生する手数料。後述の成功報酬が発生した場合には、当該成功報酬に含まれる(成功報酬の内金となる)ものとすることもあり、請求するFA・仲介者と、請求しないFA・仲介者に分かれます。

・月額報酬(定額顧問料、リテーナーフィー)

 主に月ごとに定期的に定額で発生する手数料。後述の成功報酬が発生した場合には、当該成功報酬に含まれる(成功報酬の内金となる)ものとすることもあります。定期的に生じる手数料であることから、契約期間を確認しておくべきであり、請求するFA・仲介者と、請求しないFA・仲介者に分かれます。

・中間金(マイルストーンフィー)

 基本合意締結時等、案件完了前の一定の時点に、または一定の成果に対して発生する手数料。後述の成功報酬が発生した場合にはこれに含まれる(成功報酬の内金となる)ものとすることが多く、請求するFA・仲介者と、請求しないFA・仲介者に分かれます。

・成功報酬

 多くのM&A支援機関がいわゆるレーマン方式を採用しています。レーマン方式は、その算定方法にいくつかバリエーションがあり、特に「報酬基準額」として採用する基準はそれぞれのM&A支援機関によって異なり、それにより報酬額が比較的大きく変動し得ることから、留意が必要です。なお、レーマン方式以外に譲渡価額に応じて料金を設定する定額方式を採用するFA ・仲介者もおります。

 また、原則としてレーマン方式によるとしても、譲渡側が小規模である場合には、十分な成功報酬を確保できないケースもあり得るため、これに備えて最低報酬を設けているM&A支援機関は多いとされています。最低報酬の金額は、それぞれのM&A支援機関によって異なるため、留意が必要です。

【解説】レーマン方式/主に使われている報酬基準額の例

レーマン方式は、「報酬基準額」に応じて変動する各階層の「報酬率」を、各階層の「報酬基準額」に該当する各部分にそれぞれ乗じた金額を合算して、報酬を算定する手法である。​
一般に、レーマン方式では、表のような報酬基準額・報酬率が設定されており、報酬基準額の最小範囲に対応する報酬率として、「5%」と設定されることが多いといわれている。​
また、報酬基準額が大きくなるに連れて、報酬率は下がる設定となっているのが一般的である。​

報酬基準額 報酬率
5億円以下 5%
5億円超〜10億円以下 4%
10億円超〜50億円以下 3%
50億円超〜100億円以下 2%
100億円超 1%

本ツールにおける手数料(成功報酬)および算定方式

 本ツールでは、手数料(成功報酬)を、特に実務で使用されることが多い以下4つのレーマン方式で算出できるようにしています。

(1)株価レーマン方式

 株式価値を基準として報酬を算定する方式であり、具体的には以下の算式で算出します。

  • 対象会社の成功報酬の算定式

利用者入力情報

成功報酬 = 報酬基準額(株式価値) × 報酬率

(2)オーナー受取額レーマン方式

 譲渡側が実際に受け取る金額を基準に報酬を算定する方法であり、具体的には以下の算式で算出します。

  • 対象会社の成功報酬の算定式

利用者入力情報

成功報酬 = 報酬基準額(株式価値+役員借入金) × 報酬率

(3)企業価値レーマン方式

 企業価値を基準として報酬を算定する方式であり、具体的には以下の算式で算出します。

  • 対象会社の成功報酬の算定式

利用者入力情報

成功報酬 = 報酬基準額(株式価値+純有利子負債) × 報酬率

※純有利子負債 = 有利子負債 ー 現預金

(4)移動総資産レーマン方式

 譲渡対象となる総資産額を基準に報酬を算定する方式であり、具体的には以下の算式で算出します。

  • 対象会社の成功報酬の算定式

利用者入力情報

成功報酬 = 報酬基準額(株式価値+有利子負債+その他の負債) × 報酬率

※その他の負債とは、買掛金、未払金等の譲受側が引き継ぐ負債のことです。

手数料の簡易計算

財務情報(税抜)

算定方式別の報酬基準額(税抜)

※財務情報をご入力いただくと自動的に入力されます。

  • ➊株式価値は、任意の株式価値をご入力いただくかこちらをご参照ください。
  • 決算書に記載のある直近期の➋役員借入金、❸現預金、❹有利子負債、❺その他の負債を入力してください。
  • ※必要な財務情報が入力されていない場合は、報酬基準額が計算できません。

レーマンテーブル

報酬基準額 報酬率
以下
以下
以下
以下

最低手数料(税抜)

手数料の簡易計算結果(税抜)

※算定結果は、あくまでも参考値です。実際の手数料に関しては案件内容等によっても異なりますので、各支援機関にお問い合わせください。

手数料(税抜)は、

報酬基準額がマイナスの場合は、手数料が表示されません。